2015年9月8日火曜日

SMC-M 28mmF2.8


 近くのハードオフに数か月ぶりに寄ってみた。

 ショーケースを覗いてみると、SMC-M 28mm F2.8(前期) が税別で5000円。見た目がきれいだったので、店員さんに見せてもらう。全体的にまあまあきれい。レンズもきれい、絞りもヘリコイドもスムースで悪くない。お持ちかえりすることにした。








 ペンタックスのSMC-Mは小型タイプで、フィルターは49mm。28mm以上の広角MFレンズは個人的な感覚として他のメーカーに比べ安い印象を持っている。

 レンズも軽く普段のお散歩用に狙っていた。ただカメラ屋のサイトでは7-8000円の価格帯(高いところでは1万円程度)で、自分の感覚にフィットしなかったためパスしていた。

 このレンズはバルサムを使っていないので、バルサム切れを心配する必要が無い。

  参考URL : http://home.a00.itscom.net/shisan12/bunkai02.htm#05

 X-E1につけると、レンズが小さいためマウントアダプタの方が目立ってしまう。フィルター、金属フード(Amazonで購入)を付けると、それなりに見える。






 レンズの重さも気にならない程度。X-E1に付けた感じはバランスが良く、持ちやすい。見た目も好きだ。

 画質は色々なところで紹介されコメントされている。試し撮りしてみたが、私の基準が甘いのか気にはならないレベル。古いMFレンズは良いところも悪いところも楽しめばいいのではと考えている。


 おまけ:

 SMC-Mの情報は以下のURLを参照させていただいている。

  参考URL : http://shu-ta24.cocolog-nifty.com/gezi_pentax_fan/km/index.html

2015年6月21日日曜日

M57ヘリコイドDXII【7761】



M57ヘリコイドDXII【7761】を入手。使ってみると、いやーこれは便利。ダブルヘリコイドにするとピントが合わせやすい(と書いても相変わらず、腕は追いついていないが。。)。









最後のコサギは7761を使っていないが、それ以外は使用。少々高いと感じるかもしれないが、個人的にはお勧めのアイテム。

 

2015年6月16日火曜日

DMC-G1 シャッター回数

 古いDMC-G1を4-5年前に中古で購入しあまり出番が無かった。

 久しぶりに操作する。いやー古い!シャッターも壊れているの?というような音。。。

 作りは良いので、散歩する時のお供にすることにした。

 ところで、シャッター回数は?Exifなどにも記録されないようだ。ネットで情報を調べると、調べていた方がいた。


 この操作は一切保証できないので、自己責任でお願いします。


 手順は、

1)電源OFF、液晶が見える状態にする。

2)シャッターはシングル。

3)「FILM MODE」と「DISPLAY」ボタンを押したたまま、電源ON。

4)電源ONでボタンを離す。

5)「MENU」と「左矢印」を押し、「FILM MODE」を2回押す 。


シャッター回数は「SHTCNT」の項目に記されているとのこと。

シャッター回数を見るとあまり使っていない。。。


2015年3月31日火曜日

ipod classic 不調(その2)

 先日一時的に復活したかのように見えたipod。出勤時に使おうと思ったところ、Podcastを選んでみると「リストがありません」。。。?

 帰宅し ipod をPCに接続して Itune を起動させ同期させると先日と同じように固まってしまった。chkdskにも反応しなくなっている。


 寿命?とあきらめ「ipod nano」と一瞬よぎった。エクスプローラーでデバイスをマウス右ボタンで選んでみると、ポップアップのメニューが表示された。フォーマットは出来るようだ。最後のトライとして、思い切ってipodをフォーマットする事にした。


 FAT32の形式で約10年使ってきた。ファイルの更新も頻繁に行ってきたこともありディスクの論理テーブルがおかしくなっている(あくまでも個人の推測。間違っているかもしれない)可能性もある。

 デフォルトはFAT32だがNTFS形式でフォーマット(簡易フォーマットではない)する。

 少々時間がかかったが、結果として復活した。


 多分暫くは使えるだろう。


 この方法は、メーカーは推奨していないと思うので、試される場合はあくまで自己責任でお願いします。


2015年3月30日月曜日

Itune + ipod classic でフリーズする場合の対処

 車通勤で使っている ipod classic を充電兼ねてPodcast の更新をしようとPCに接続。 Itune を起動させる。ipodのマークが表示したので、いつものように操作をしようとしたら Itune が固まってしまっている。全く反応しない。。。


 Itune 以外の機能は反応する。


 ipodを強制的にUSBポートから外すわけにはゆかないので、タスクマネージャーを起動し Itune を終わらせる。ipodも安全に取り外す。


 Itune のみで操作をするが、全く問題なし。


 状況からipod側に何らかの原因があると考えた。



 ネットで調べてみると、ipdのリセットをという記事があり、操作をしてみるが状況変わらず。コマンドプロンプトで「chedsk Drive:」としても、特に問題ない。再度 ipod をPCに接続し Itune で操作を試みようとしたが状況変わらず。。。



  「chkdsk /R Drive:」を実行する。「/R」オプションは、システムのヘルプを見ると

  不良セクターを見つけて、読み取り可能な情報を回復します(/F も暗黙的に指定されます)

 と記されている。


 ipod に保存しているデータが消える可能性もあるが、仮に無くなっても Podcast中心のため 問題なし。



 コマンドプロンプト(管理者モード)画面を表示し、下記のように実行する。

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C:\Windows\system32>chkdsk /R Drive:
 

ファイル システムの種類は FAT32 です。
ボリューム IPOD は 201*/**/24 12:36 に作成されました
ボリューム シリアル番号は **B*-**** です
ファイルとフォルダーを検査しています...
名前 (null) のファイル \iPod_Control\Artwork\ArtworkDB の不良
クラスターを置き換えました。
名前 (null) のファイル \iPod_Control\Music\F23\ALRE.mp3 の不良
クラスターを置き換えました。
 

 (中略)

名前 (null) のファイル \iPod_Control\iTunes\iTunesPrefs.plist の不良
クラスターを置き換えました。
ファイルとフォルダーの検査を完了しました。
空き領域を検査しています...
空き領域の検査が終了しました。.
ファイル システムを修正しました。
   77,915,440 KB : 全ディスク領域
          912 KB : 57 個の隠しファイル
          160 KB : 10 個のフォルダー
   16,406,640 KB : 1,333 個のファイル
          208 KB : 不良セクター
   61,507,504 KB : 使用可能ディスク領域

       16,384 バイト : アロケーション ユニット サイズ
    4,869,715 個     : 全アロケーション ユニット
    3,844,219 個     : 利用可能アロケーション ユニット



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 再度 Itune を起動する。ipod を接続する。ipodを認識ても固まらず。内心喜んでいたが?「復元」するかと確認が表示された。あらー。まあしょうがない。これについては、メッセージ通りに復元操作を行う。

 Podcastと同期させ、復活した。


 注) あくまでも、上記の内容は個人の備忘録であり、上記の内容を実施し被害が出た場合、責任を負う事はできません。


2014年12月30日火曜日

YASHINON DS-M 135mmF2.8 分解清掃


 父の遺品の中にいくつかレンズがあり送られてきた。その中で目についた「YASHINON DS-M135mmF2.8(M42マウント)」があった。これは「使いたい」と思う1本だ。








 埃は残っているが、全体的にはきれいだ。レンズの中にカビ、曇りがあった。。。ちょっとショック!

 普通なら何の躊躇もなく分解・清掃に取り掛かるのだが、ネットで分解方法を検索するが何もない。仕方なく、これまでの少ない経験をベースにレンズ全体を眺める。

 レンズ本体のいもねじを見つける。これを外し、本体をねじれば本体が分離すると思い、作業に取り掛かる。









 ねじってみるとやはり分離できる。







 カビはレンズクリーナーで簡単に取れた。曇りも試にレンズクリーナーを付けた綿棒で拭いてみると、簡単に取れた。バルサム切れなら手間がかかると思っていたが、これはついている。


 きれいになったところで、分解と逆の手順で組立を行う。

 いもねじを締め、組立が完了する。

 素人が作業する宿命か、ねじの跡が目立つ。








 マジックで傷隠し。

 これで使える(精神的にも)状態になった。
  

2014年11月21日金曜日

Fujinon EBC 200mm F4.5 分解清掃


 仕事の帰りに何気なく近所のハードオフに行ってみた。最近はあまりいい物が無いので店に入るのも久しぶりだ。カメラレンズのジャンクコーナーに立ち寄ると見慣れないレンズがあった。

  Fujinon EBC 200mm F4.5 ... カビありで800円+税。


 見てすぐM42マウントは認識できたが、こんなレンズあったんだなあ。 知らなかった。レンズ表面は汚いが、清掃すれば大丈夫そう。全体的にきれいな方ではないか?

 スマホで情報検索しても、海外の掲示板にコメントが幾つかあったが、レンズ構成とか諸元などほしい情報が無かった。「Fujinon」「EBC」の二文字が気になるので購入し、お持ち帰り。




 ヘリコイドのトルクや全体の印象から、あまり使われずカビが生え何らかの理由でハードオフに来たようだ。

 カビも見た感じではレンズが分解できれば簡単に除去できそう。ただ、他のレンズと違いフロントのレンズをどう取るか?わからない!





 自宅のPCでネット上の情報を調べてもこのレンズの情報はほとんど無い。分解に関する事例などがあればと思ったが、何もなかった。

 分解する前に、カビの位置を確認し、フロント側からアプローチした方が良いと判断。





 早速分解に取り掛かろうとするが、レンズを外そうにもレンズオープナーが使えない、カニ目を刺す溝もない。初めてのケース。


 考えなしに力技で壊すのももったいないので、分解は一時中断する。

 暫く、いじくりまわし様子を見る。普通に考え、簡単に分解整備が出来るように技術者は考える(そうでないケースもあるだろうが)のではないか?レンズをくるくる回したり、絞りをいじくっていると、妙な溝を見つける。




 タクマーの200mmでレンズのフロント部分が回り、レンズが外れたという記事を思い出す。

 ゆっくり壊さないよう、左右にゆっくり力を加えると回った!



 こんな感じです。



 ここまで分解できれば、カニ目も使えるので、後はいつも通り清掃しようとするが、レンズが接着剤で固定されているようで回らない。うーーん。

 もしかしたらと思い少し左右に回してみると、回転し始めた。





 簡単に取れた。

 カビの箇所を確認すると、




 このレンズらしい。外そうとオープナーを当てようとすると、レンズに当たる。指で回してみると、少し力を加えたら簡単に外れた。


 レンズを取出し、清掃する。


 このレンズの向きに注意!よく見るとレンズの膨らみ方が違う。表側、裏側(絞り側)があるので注意しないと、レンズの性能が出なくなる。後で組みなおすのは面倒なので、慎重に作業をする。


 必要な清掃が完了したら、逆の手順でくみあげる。


 このレンズのフードだが組み込みは良いのだが、モルトが経年劣化し、スカスカ状態。横にすると、フードが少々垂れ下がりみっともない。これもついでに修繕する事にする。

 フロントのレンズを外すと、2段組みのフードが外れる。

 フードの一番下に、フードを固定する輪っかあるのでこれを外すと、フードがバラバラになる。







 無水アルコール、綿棒、マイナスドライバーで古いモルトを剥がし、手元にあったモルトを張り付ける。

 フードの作業が完了したところで、すべてを組み付ける。



 きれいになっている!!


 X-E1で使うためマウントアダプタをはめようとすると隙間ができる。。。???






 早速この突起物の正体を調べる。フジカのボディーを使っている時に便利な機能として、開放測光用の「連動ピン」だという事が分かった。他のM42が使えるボディーでは、このピンが邪魔をするらしい。フジカボディーは持っていないし、デジカメ利用が主な目的なので、「削る」事にした。

 金属の材質は柔らかいので、手持ちのやすりでゴリゴリ。

 改造中のFujinonレンズ。



  指で触って違和感がないところまで削る。素人が思いつきで行った作業のため、周辺も削ってしまった(かなり気を配り対処したつもりだったが。。。)。










 削ったところは油性マジックで傷隠し。もう一つ目的があり、削った箇所が盛り上がっていた場合、その部分だけマウントアダプターと擦れるので、調整するには便利。2回ほど削り直し調整する。

 やっと撮影できる状態になった。


*追加

 海外のサイトで、Fujinonレンズの諸元表を見つけた。

http://www.pentax-manuals.com/fujica/lenses/m42_lenses.htm








2014年10月25日土曜日

OM ズイコー MC 50mm/1.8 分解・清掃

 仕事帰りにキタムラに寄る。この店は中古コーナーの奥にジャンクレンズ、カメラが集まっているコーナーがある。何気なく見ていると、奥の列に見た目はきれいなOM ズイコー MC 50mm/1.8があった。

 手に取ってF、Rキャップを取り確認すると、

・レンズ数か所に小カビ(拭いたら取れそう)

・絞りに油が浮いている(戻りが若干遅い)

 見た感じ、外観はきれいだし、ヘリコイドも適度なトルク感がある。修理できそうなので購入。

 まずは、現状確認。



見た目はきれい。




 カビ。。。レンズの中にもいくつか確認できる。リア側はレンズクリーナーで拭けば取れそう。


  絞りの油。動きが鈍いなー。

  お店で確認した状況と変わらないので、安心する。

  早速フロント側の化粧版を外す。



 外してみて??過去に分解清掃したF.ZUIKOと構造が違う。どなたかのブログで、このレンズは見た目は同じだが、仕様変更があったのか分解の仕方が違うというような記事があったことを思い出す。

 ?。。。まあ、ネジが見えるのでこれをゆっくり外す。

 外れた。



 この作業のポイントは絞りをコントロールする小さなベアリングがあるので、これを確認しながら慎重に、ゆっくり!持ち上げる事だけ。このベアリングをなくすと大変な事になる。

 ミラーレス機で使うので絞りは、絞りは分解清掃せず無水エタノールで拭き取る。ひどくなかったため、簡単に取れた。カビもレンズクリーナーで軽く拭いたらきれいに取れた。 作業に集中してしまい、記録をするのを忘れる。

 私が利用する範囲で機能的に問題ない状態になったので、X-E1に取り付けテスト撮影する。








トリミングあり


 逆光で撮ってみる。パソコンで拡大して確認する。きれいに解像しているのでこれは使える。しばらく使ってみることにする。既に持っているF.ZuikoはMC(マルチコーティング)ではないためかレンズも若干黄色に見えるが、写りは変わらないような気がする。