2014年10月25日土曜日

OM ズイコー MC 50mm/1.8 分解・清掃

 仕事帰りにキタムラに寄る。この店は中古コーナーの奥にジャンクレンズ、カメラが集まっているコーナーがある。何気なく見ていると、奥の列に見た目はきれいなOM ズイコー MC 50mm/1.8があった。

 手に取ってF、Rキャップを取り確認すると、

・レンズ数か所に小カビ(拭いたら取れそう)

・絞りに油が浮いている(戻りが若干遅い)

 見た感じ、外観はきれいだし、ヘリコイドも適度なトルク感がある。修理できそうなので購入。

 まずは、現状確認。



見た目はきれい。




 カビ。。。レンズの中にもいくつか確認できる。リア側はレンズクリーナーで拭けば取れそう。


  絞りの油。動きが鈍いなー。

  お店で確認した状況と変わらないので、安心する。

  早速フロント側の化粧版を外す。



 外してみて??過去に分解清掃したF.ZUIKOと構造が違う。どなたかのブログで、このレンズは見た目は同じだが、仕様変更があったのか分解の仕方が違うというような記事があったことを思い出す。

 ?。。。まあ、ネジが見えるのでこれをゆっくり外す。

 外れた。



 この作業のポイントは絞りをコントロールする小さなベアリングがあるので、これを確認しながら慎重に、ゆっくり!持ち上げる事だけ。このベアリングをなくすと大変な事になる。

 ミラーレス機で使うので絞りは、絞りは分解清掃せず無水エタノールで拭き取る。ひどくなかったため、簡単に取れた。カビもレンズクリーナーで軽く拭いたらきれいに取れた。 作業に集中してしまい、記録をするのを忘れる。

 私が利用する範囲で機能的に問題ない状態になったので、X-E1に取り付けテスト撮影する。








トリミングあり


 逆光で撮ってみる。パソコンで拡大して確認する。きれいに解像しているのでこれは使える。しばらく使ってみることにする。既に持っているF.ZuikoはMC(マルチコーティング)ではないためかレンズも若干黄色に見えるが、写りは変わらないような気がする。

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